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こんこんちきの世界

こんこんちきの世界

西表島~竹富島

2004年11月21日(日)

宿のおいしい食事に大満足だが、今日でさよなら。
今日は滝を見に行くのであるが、宿の都合で8時30分に出発。
宿の人が浦内川まで車で送ってくれた。
早く着いたので、9時30分の滝見学コースまで40分以上待たねばならない。

9時過ぎに他のツアー客が来たので、9時15分くらいにツアーが始まった。

マングローブ1

ボートに乗って30分くらい遊覧したあと、下船して12時に迎えが来るまでに
自分で自由に滝を見て帰ってくるというコースなのだ。

マングローブ2


こんちきのような一人旅の人がいた。
多分彼も一人で気ままに旅したいのだろうから、敢えて声を掛けずに
距離を保って山道を歩いた。途中でこんちきが足を滑らして「アッ」と声を
上げた時、 彼は心配して振り返ったが こんちきの大丈夫そうな様子を見て
何も言わずに放って置いてくれた。

展望台に着いた。ここからマリウドの滝の全景が見える。
展望所よりマリウドの滝


30分くらい歩いて「マリウドの滝」に着いた。
マリウドの滝



さらに5分くらい歩くと「カンピレーの滝」があった。
カンピレーの滝で靴下を脱いで足を流れに浸けた。
カンピレーの滝


岩の上に寝転がって青空を見ながらボーッとした。

そうそう、迎えのボートが12時に来る。ここから歩いて45分くらいだから
そろそろ出発しよう。

ゆっくりと山道を降りていった。たくさんのツアー客とすれ違った。
こんちきの時は人が少なくてよかったな~。

12時に迎えの船に乗って、出発点に戻った。

西表島を出発して石垣島で乗り換えて、竹富島へ到着。
港に宿の主人が車で迎えに来てくれた。

この宿には看板がない。
のはら荘 1

外から見るとこんな感じ。
のはら荘 2

こんちきが通された部屋はここ。
裏一番座

当然のごとく相部屋になった。
ルームメイトは常連さんだ。
沖縄では「おじいさん」のことを「おじい」というのだが、
常連さんは宿の主人(79歳)を「おじい」と呼んでいた。
こんちきはよそ者なので いきなり「おじい」と言うのはとても恥ずかしい。

おじいは常連さんに「こんちきさんと仲良くしてね。握手して。」と
言ってくれたので、我々はもう既にお互いの挨拶は済んでいたが 改めて
「よろしく」と握手をして見せた。
すると おじいは満足そうな微笑みを浮かべた。
なんだか ほのぼのしている。

常連さんは三線(さんしん)という沖縄の楽器を持ってきていて
竹富島の海岸で弾くのが好きだという。
さすが常連さんだな。格好いい。

この宿では 毎晩 おじいの三線と歌で楽しい宴会が催されると
ガイドブックに書いてあった。
実際 こんちきも他の客も楽しみにしていたのだが、
残念なことに おじいは身内を亡くしたばかりで喪中であった。
宿の門のところにあるブーケンビリアも刈って控えめにしてあるし、
おじいの歌と三線の演奏は無しということだった。
沖縄の人たちは 古くからある慣わしを大切に守って生活しているんだなぁ
と感心した。

夜の宴会は宿泊客だけだったのだが、日本各地からいろいろな人たちが
集まったので とても賑やかなものとなった。
中でも大阪から来た2人の女性の話しがとても面白く 全員が笑い転げていた。

11時に消灯が宿の決まりなので、宴会が終わり部屋に戻った。
常連さんが星を見に西桟橋へ行くと言うので、こんちきも一緒に行くことにした。
西桟橋に着くと 雲がかかっていて、星は1つも見えなかった。

宿に帰り就寝。




 









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